【DQ5】パッケージにいるからビアンカが公式!という人へ
ドラクエ5の嫁論争でよく
「パッケージにいるからビアンカが公式」
「子どもの髪の色が金髪だからビアンカが公式」
というのを見かける。
確かにヒロイン選択制のゲームの多くは必ずと言っていいほど「正ヒロイン」が存在し、パッケージでも大きめに書かれていることが多い。
しかしこれはドラクエである。
そしてパッケージも一つの仕掛けに過ぎないと私は思う。
ゲームクリエイターというのは意地悪であるべきだ。
例としてドラクエ7のキーファを上げたい。
彼は「種泥棒」として発売から今まで語られている。
ドラクエ7の話題といえばキーファを一番見かけるのではなかろうか。
彼はアタッカータイプのキャラクターでとても頼れるキャラクターだ。
ドラクエ7は他のシリーズより難易度が高めで、攻撃力の高い彼に信頼を寄せるプレイヤーが多い。
「パッケージにいるし、最後まで使おう」
そう思いプレイヤーは疑うことなく彼に種を使用する。
しかし彼は途中で離脱してしまう。
しかも永久離脱である。
多くのプレイヤーが彼に絶望し「種泥棒」と罵ることになるのであった。
つまり
「パッケージにいるからと言って最後までいると思うなよ」
という意地悪な仕掛けを作り手側は仕掛けたのである。
そしてドラクエ5のパッケージである。
果たしてビアンカがパッケージにいるのは公式のどんな思惑だろうか。
シナリオ担当の堀井雄二さんの言葉に以下のようなものがある。
「9割のプレイヤーがビアンカを選ぶと思った」
「ビアンカを選ぶようにストーリーを作った」
私はそうは思わない。
何故ならフローラを選んだ方が攻略で有利だからだ。
この点において否定するビアンカ派はいない。
それどころか「金目当て」と当たり前のように罵ってくる。
さて、ドラクエスタッフには意地悪なところがあり、攻略にはフローラが有利。
それを考慮したうえで堀井さんの「ビアンカを選ぶようにストーリーを作った」という発言。
「9割の人がビアンカを選ぶと思った」
というが
「9割の人がビアンカに騙されると思った」
とも取れないだろうか。
(騙してるのはスタッフだけど)
攻略に不利なビアンカを選ばせてほくそ笑むスタッフが浮かばないだろうか。
私は捻くれた人間なのでその純粋さを見習いたいものである。
それではこの辺で(o'ω')ノ
どわー