どわーのネタ帳

思いついたこと、伝えたいことを細かいこと考えずにぶち込みます。他の私のブログと内容が重複する可能性はあります。

終極エンゲージは何故打ち切りになったのか

ジャンプ+でかつて連載していた終極エンゲージ。

絵も話も良くてコメントでも評判良かったのに終盤は巻きで進行し、おそらく打ち切りなんだろうな、と言う展開だった。

 

なんで打ち切りになったんだろう?って考えると理由は明確で、単に売り上げが良くなかったからだと思う。

 

じゃあなんで売れなかったって考えると自分は以下の理由じゃないかと思う。

 

・ヒロインの魅力が弱かった

・表紙に魅力がなかった

 

1つずつ少し細かく書いていく。

 

■ヒロインの魅力が弱さ

最初に言っておくと、ヒロインである「カルキ」自体は悪いキャラではない。

主人公のクローンであり、戦うヒロインらしいプロポーションの良さや笑った顔の可愛らしさ、また読者に媚びすぎないキャラデザになってて嫌いではない。

内面においても正義感が強く、また主人公に似て好奇心が強いところも可愛らしい。カッコいいヒロインと言える。

 

魅力自体は十分にあるんだけど、ヒロインとして作品を引っ張る立ち位置としてはキャラデザも性格もパンチが弱いと思う。

無難すぎるというか。

 

特にこの作品は1話で主人公/ヒロイン詐欺をしていて、そのヒロインの美しさに惹かれた人は少なくない。

そこから「カルキがヒロイン」といわれても、ちょっとボーイッシュ感が強くてがっかりした人もいるんじゃなかろうか。

 

■表紙に魅力がない

表紙っていうのは作品を知らない人の1番最初に目に入る絵になるわけで、その作品の内容やデザインセンスの良さを伝える役割があると思うのだけど、1巻の表紙は主人公2人のバストアップ半分の絵で、話も伝わらないし、白黒イラストと雰囲気が変わるので絵の魅力も伝わりきってない。

 

私は1巻表紙を見たとき「これ売るの辛いだろうなー」と思った。

 

表紙はデザイナーさんの指示で描くという話もあるけど、もっと白黒のときの絵柄に合ったシャープな線、塗りで、格闘漫画ってわかるような表紙になってればもうちょい買う人も増えたのかも?と思います。

 

なんやかんや言ったけど打ち切りにっぽいけどしっかり締めてて十分面白い漫画でした。

そしてWEB漫画はイイね評価やコメントしてるだけでは容赦なく打ち切られるという現実を思い知らせた漫画。

もっと他の星に行ったり構想あったんだろうなーと思うと本当にもったいない。

今ジャンプラで無料で全話公開されてるのでぜひ読んで欲しい。