どわーのネタ帳

思いついたこと、伝えたいことを細かいこと考えずにぶち込みます。他の私のブログと内容が重複する可能性はあります。

偽装の夫婦8話のキムラ緑子と天海祐希の口論シーンがホントすごかった【感想】

今も思い出して涙が出る。

昨日の「偽装の夫婦」というドラマがホント凄かったんです。

家族の和解シーンというのはああいう風であるべき、ほんと。

よくあるじゃないですか。

「家族をほったらかしにしてたけど写真は持ってたぜ!許してくれよ」

みたいなやっすい展開のドラマ。

そんなんじゃないんです。

キムラ緑子天海祐希の「叔母であり育ての親」という役なんですが、これがまた本当のことをズバズバいうキッツい人なんです。

天海祐希(役名:ヒロ)は「人間嫌い」という役でこの叔母も鬼婆と思い距離を置いています。

しかしこの叔母、言い方はキッツいですが間違ったことは言ってないんですね。

そしてほんのりと「ヒロの本音が聞きたい」というのが伝わってきます。

7話あたりからヒロは「心の声」がつい口に出して言ってしまうようになります。

そして8話でとうとうこの叔母の前で「心の声」を喋ってしまいます。

その時のね、

ほんとね、

キムラ緑子の嬉しそうなニヤニヤ顔が素晴らしいんですよ。

「やっと本音が出た!(・∀・)」

みたいな。

でも、鬼婆と思ってるヒロには悪意のある表情にしか見えなかったのかどんどんヒートアップして本音を暴露します。

キムラ緑子も負けじとヒートアップ。

口論に発展します。

このヒートアップの仕方が流石の演技派2人でもう目が離せません。

そしてヒートアップした2人を止めるために割って入るは佐藤二朗(長男役)。

そして衝撃の事実が明らかになるわけですが、それは是非とも本編で見て欲しいっすね。

このシーンの何が好きってここまでにいたる細かな積み重ねですよね。
ヒロが叔母を嫌うのも分かるし、叔母がホントはヒロを思ってるのも分かる。
親子の溝というのはそう写真一枚で解決できるようなもんじゃないんです。
でも、視聴者が納得出来るようにシーンを積み重ねてその溝を少しづつ埋めていった。
シーンとしては「衝撃の事実」を打ち明けることで溝が埋まってるように見えますけど、そうじゃない。
そこに至るまでにホントに地道に準備をしてきて最高の形で完成させてくれたのでホントもう満足です。

キムラ緑子さんという女優さんが「ごちそうさん」かなんかで話題になったのは「嵐にしやがれ」で見て知ってましたけど、ほんと演技を目の当たりにすると「すごい」の一言。

このドラマ、すごく面白いんですけど3割くらいキムラ緑子さんのために見てますもん。

和解したヒロと叔母の関係が次回どうなってるのかが楽しみです。

それではこの辺で(b゚v`*)

どわー